「Say The Same Thing」は、異なる個が出逢う際に干渉する中間地点を探るための実験です。
作家ジョアン・ギマランエス・ローザ(João Guimarães Rosa)は、短編小説『The Third Bank of the River』にて、左岸でも右岸でもない第三の岸辺を探しに行く旅に出かけます。自己でも他者でもない、定められた二つのどちらでもない、曖昧な境界を巡る道のりにインスピレーションを得た本展覧会では、個人の振る舞いや文化的アイデンティティ、それらをつなぐ不可視の領域に着目し、私たちが生きる社会の中で生じる出会いやすれ違いについて考えます。
展示作家
Seline Baumgartner (セリーヌ・バウムガルトナー)、Flavio Cury (フラヴィオ・カーリー)、Lena Maria Thüring (レナ・マリア・トゥリング)、Regina Parra(へジナ・パラ)